「ネルソンの血」といわれるラム酒
戦争映画を見ていると兵士がお酒を飲んでいるシーンが出てきたりしますよね。
イギリス海軍とラム酒の関係は昔から語り継がれています。
イギリス海軍は病気の予防も含めて船の中にラム酒を常備していました。
こんなお話があります。イギリスの英雄の「ネルソン提督」はトラファルガー海戦で指揮をしていたところ、銃弾を浴びて亡くなりました。
ネルソン提督の遺体をイギリスへと運ぶ為、ラム酒の入った樽に漬け込みました。
昔からアルコールには防腐作用があると言われており、日本でも焼酎に遺体を漬けて運んだということがあったということです。
でも、イギリスに着いて樽の蓋を開けると中は干からびたネルソン提督の遺体だけで、ラム酒は船員が飲んでしまったという説があります。
それ以来、イギリスでは「ネルソンの血」とダーク・ラムを呼ぶようになったと言われていますが、ブランデーであったという説もあります。
皆さんも何かと戦う時にはこの「ネルソンの血」と言われるラム酒を飲んで士気を上げるといいかもしれませんね。