ラム酒の原料について
ラム酒はお酒の分類では蒸留酒に分類されます。
蒸留酒は一般的にスピリッツと呼ばれ、原料を発酵させた後に蒸留して作ります。
ラム酒以外にも焼酎やウィスキー、ブランデーなどが蒸留酒に分類されます。
ラム酒の原料となっているのは主にサトウキビです。
サトウキビから砂糖を作る過程で残る糖蜜を発酵し、蒸留させることで作るのが一般的な製法です。
サトウキビを主原料としているので製糖業が盛んな地域でよく作られ、特に西インド諸島が最も有名です。
ラム酒の原料はサトウキビであることに変わりませんが、発酵・蒸留・熟成方法の違いで名前が異なります。
主にホワイト・ラム、ダーク・ラム、ゴールド・ラムに分類されます。
これは名前の通り色で分類してますが、色だけでなく味も異なります。
例えばホワイト・ラムは無色透明ですっきりした味わいが特徴です。
素材の風味をそのまま楽しみたい人向けです。
ダーク・ラムは3年以上熟成させるため、濃厚な味わいとなっています。
名前の通り濃褐色になるのが特徴です。
ゴールド・ラムはウイスキーに似た色合いで果実やハーブで香り付けされていることもあります。