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ラム酒とイギリス海軍との深い関係

ラムの原料は、サトウキビ。
バルバドス島に移住してきたイギリス人がサトウキビに目をつけて蒸留したという説や、プエルトリコに渡ったスペインの探検家がラムを生み出したという説などいろいろありますが、
ラム酒は、昔からイギリス海軍と密接な関係にあったようです。

 

17世紀、イギリス海軍では海兵たちに、士気を鼓舞したり娯楽のために、また壊血病の予防薬としてラム酒を支給していました。
最初、船員たちへのラム酒はストレートで支給されていましたが、酔っぱらって仕事に影響するため、18世紀半ば頃からエドワード・バーノン提督によって水で割ったラムを支給することになったのです。

 

提督はいつもすり切れたグログラム・クローク(粗布のコート)を着ていたことから、""オールド・グロッグ""というあだ名をつけられており、そこで、提督のあだ名にちなんで、水割りのラム酒のことを“グロッグ""というようになったそうです。
後に酔っぱらった状態やフラフラになった状態を""グロッキー""というのも、このグロッグからきているそうです。

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